持ち運び便利なケミカルアナライザー【製紙工場】

ケミカルアナライザーOdotracker は、パルプ製紙工場でも利用可能です。

紙の原料となるパルプを木材や古紙から製造する過程で、黒液(こくえき)や、スラッジと呼ばれる汚泥が排出されます。それらを燃焼する際に発生するばい煙にはメチルメルカプタンなどの硫黄系悪臭物質が含まれています。

デュアルセンサーを搭載可能なOdotrackerは、原材料生成時の各工程ごとでマシン近くの悪臭物質を短時間もしくは1日単位での長時間測定をしたり、近隣住民への影響を確認するために、敷地境界線や居住区へ持ち運び測定することも可能です。また、煙突からの排気ガスをサンプリングバッグに捕集し測定することもできます。

発生した悪臭は近隣住民への問題だけでなく、機械の操業性、製品の生産性、作業員の安全性にも影響を及ぼしますので、機械トラブルの監視や作業員の健康を守る用途として活用いただけます。